第4章 木漏れ日
この日もイタチ君が私のもとに現れた
数十回はきているだろう
しかし、イタチは一向にここにいる理由など
きく素振りはみせない。
美鈴はそのことを不思議に思っていた。だからこそ、自分の真実をしったら離れていくのせはないかと不安が募っていた。
今もイタチは美鈴のところにきていた
ドアを開けて小屋に入るも
いつものイタチではない雰囲気にかわっていた
「・・・・♯NAME1♯」
「・・・・イタチくん!」
まさか同時に被るとは
「あ、ごめんね、なにかなイタチ君?」
「・・・あ、いやオレのことはまた後でいい。美鈴はなんだ?」
-------------------違う
いつも笑顔で話すイタチ君とはちがう
私はなんでこんな時にきづかないの
自分が嫌われることなんてどうでもいいのに
自分ばっか考えて・・・
彼はきっと闇を抱えている
「イタチ君、私のことはおいといて。話したいことあったんじゃない?だからここに来たんでしょう。」