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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第7章 山を彩る衣



幸平
(こいつは先入観なく合鴨という選択肢にたどり着き、さらにそれを引き立てる食材をずらりとそろえて見せた。考えろ・・・今、この場所で俺が作れる最高の料理はなんだ・・・?)

今までの様子、会話などを思い出しながらメニューを考える幸平

少しの間の後、何かをひらめいたのかその目を見開き、ニヤリと笑った。

タクミ
「っ・・・!?」

そしてすぐに動き出す。

幸平
「田所!付け合わせにこの食材を使いてーんだ!採ってきてほしい!・・・見分けつきそうか?」

そう言って田所に山菜の名前の書かれたメモを渡す。

田所
「えっと・・・うん!大丈夫だと思う。否かで山菜取りとかよく行ってたから。」

幸平
「おし・・!頼んだぜ・・・田所!!」

田所
「創真君はどうするの?」

幸平
「俺も探したいものがあるからもう一回外に・・・っとその前に・・・雪乃!」

雪乃
「な、なんだ!?」

急に名前を叫ばれ、肩をはねさせた雪乃を幸平はそっと抱きしめた。

タクミ・イサミ・田所・乾
「・・・!?」

パクパクと口を動かすタクミをお構いなしに幸平はさらにきつく抱き、囁いた。



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