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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第7章 山を彩る衣



生徒1
「!?おい・・・あの緑色のペースト状のソース!あれって・・・"サルサ・ヴィルデ”じゃないか!?」



サルサ・ヴィルデとは
塩蔵アンチョビやイタリアンパセリなどを細かく刻んで混ぜ合わせたソースで、肉料理や野菜のグリエに添えられることが多い、イタリア料理に置いて定番のソースの一つである。



生徒2
「何考えてんだ・・・テーマは日本料理なんだぞ?あんなものだしたら失格に決まって・・・」


「いえ、このソースは塩蔵アンチョビではなく、鮎の塩辛・・・"うるか"を主体に作られています!」

生徒
「「!?」」


「売るかは本来ならば1週間以上かけて作るものですが、これは即席で作ったものですね?」

タクミ
「はい。」

雪乃
(そうか!水洗いした鮎の内臓を日本酒で2分茹でる・・・それにみりん・醤油・塩を加えれば、適度な苦みがたまらない濃厚な即席うるかの出来上がりだ!)

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