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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第6章 発想と創造の協奏曲



幸平がいろいろと案を練っている間、雪乃は自分の体調と戦っていた。

雪乃
(やばい、やばいぞこれは。まさか外に出るとは思ってもみなかった・・・気温が、高い。暑い・・・このままでは熱中症になってしまう・・・あ、そうだ・・・)

そしてすっと立ち上がりふらふらなまま幸平に近づいた。

幸平
「お。お前の周り涼しー!快適だわー。・・・ってどうした?」

振り返った幸平は雪乃の変化に気づく

雪乃
「熱中症になりそうなんだ。それで、提案だ。」

幸平
「おい、大丈夫かよ!で、提案って?」

雪乃
「僕が川に入って魚を捕まえる。そうすれば僕は涼めるし、魚は確保できるからいいだろう?」

幸平
「おぉ!雪乃魚捕まえれんのか!」

雪乃
「まぁね。もともと山で生活してたんだ。これくらいは楽勝だ。」

田所
「お家、山のほうの村だったんだね!」

雪乃
「あ、あぁ、うん。」
(言えない、ほんとに山の中にある施設だったなんて・・・まだ施設の出だってことも言ってないのに・・・)

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