第5章 摩擦と選良
=雪乃side=
いやいやいや、僕ここ泊まったぞ!?
え!?そんなすごいところだったのか!?
まぁ、確かにすごくきれいでご飯もおいしくて・・・
あの時は小次郎お兄ちゃんが連れてきてくれて、楽しすぎて値段とか一切気にしてなかった!!
え!?7歳の時来たとか言えない!!
そんな軽く口にできない!!
・・・・はっ!合宿、ここでするのか・・・。
=end=
一人固まる雪乃など気にせず話は進められる。
吉野「えーマジでここ泊まれるの!?テンション上がるー!」
伊武崎「今日の課題を生き残れたらな。」
吉野「伊武崎ってボソッと冷めること言うよねー。」
伊武崎「現実主義なんだよ。ほら・・・すぐ集合だぜ。」
ぞろぞろ中に入ってゆく生徒達
幸平「おーい、雪乃ー!おいてくぞー?」
幸平に呼ばれた雪乃はやっと我に返った
雪乃「あっ、待って!おいてかないで!!」
バタバタと走りながら遠月リゾートホテル"遠月離宮”大宴会会場に向かった。