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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第23章 遠月をめぐる因縁



伊武崎
「え、なにかあった・・・よな。」

雪乃
「・・・・。」

無言を突き通すふたりにイサミが抜けた声で言った。

イサミ
「とりあえず座ろうよー。もうすぐ出発出だしさー。」

タクミ
「あ、あぁ。」

そうして誘導されるがままに座ったタクミは発射してすぐにイサミという悪魔の恐ろしさを知った。

イサミ
「で、これでゆっくり問い詰めれるわけだけど・・・。」

吉野
「あんた容赦ないね。」

イサミがゆるーい空気で誘導し、なんとなーくそれに従うがまま座った座席が・・・

バスの一番奥、4人席に
伊武崎・雪乃・タクミ・イサミ
その前に
榊・吉野/通路/田所・幸平(荷物だけ)
その前に
丸井、他極星メンバー・・・

と、いう順だった。

どの方向からも視線を感じ、下を見るしかない二人だったが、耐えられなくなったタクミはついに口を割った。

タクミ
「・・・・キスを・・・・しました・・・・。」

その声はあまりにも小さかったが、確実に聴きとれるものだった。

少しの沈黙の後、全員が大声を上げたのは言うまでもない。

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