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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第22章 いずれ戦う者達へ



堂島
「では・・・この合宿の最後のプログラムを始めよう。」

最後のこの発言に騒ぎ、絶望する生徒たち

すると大広間の扉が開き・・・

ウエイター
「ようこそ!」

ずらりとならんだ遠月リゾートの職員たち
混乱する生徒

堂島
「ここまで生き残った628名の諸君に告ぐ。宿泊研修の課題全クリアおめでとう!!最後のプログラムとは、合宿終了を祝うささやかな宴の席だ。存分に楽しんでくれ・・・!」

生徒
「「「やったぁぁぁぁ!!!!」」」

堂島
「さぁ・・・皆テーブルへ!今から君等には卒業生たちの料理で組んだ、フルコースを味わっていただく!」

生徒1
「マジで!?有りえねぇ!!」

生徒2
「ささやかってレベルじゃねぇぞー!!」

丸井
「こんなの・・・世界中で僕らだけしか食べられない!生きててよかった・・・!」

感動と共に魂を吐き出す丸井

吉野
「丸井が遂に逝ったー!!!」

なんやかんやで席につき、料理を楽しむ生徒

一通り堪能したころ、四宮は極星のテーブルにやってきた。

四宮
「よう、美味かったか?」

吉野
「はい!!おいしすぎて涙が・・・!」

伊武崎
「だから泣くなって・・・。」

四宮
「は!泣くほどうまいだろ!」

四宮は近くの空きテーブルから椅子をもってきて座った。

雪乃
「ごちそうさま。」

四宮
「おう。ブロッコリーちゃんと食ったか?」

ニヤニヤ笑いながら雪乃の頭をなでる。

雪乃
「た、食べた!!」

伊武崎
「俺がね。」

四宮
「ほう・・・。」

雪乃
「あっ!俊の裏切り者!!」

四宮
(名前呼び・・・だと!?いつの間にこんなに仲良く・・・!?)

幸平
「四宮さん、顔怖いって。」

田所
「あれ?どうしたんですか、その腕・・・。」

田所は四宮の両腕に残るあざに気づいた。

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