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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第22章 いずれ戦う者達へ



一方、会場のほうは・・・

黒木場
「お嬢!こんなとこにいた・・・なにしてんすか?」

アリス
「リョウ君!ちょうどいいところに!さぁ、私の生い立ちを幸平創真くんに紹介するの!」

黒木場
「はぁ・・・えーっと、アリスお嬢はエリナお嬢のいとこで・・・」

アリス
「それはもう言ったわ!」

ポケーとしている黒木場に怒り、アリスは自分で紹介を始めた。

黒木場
(あれ・・・?ここにいるはずなのに・・・。)

ぺらぺらと話し続けるアリスには目もくれず、キョロキョロと辺りを見回す黒木場だった。

黒木場
(なんか、嫌な予感がする・・・。)
※野生の感((

アリス
「と、まぁ、こんな感じね。そうそう幸平君、あなたはとても遠月のてっぺんに建てる器じゃないわ。その証拠に・・・たった200食の課題であんなにギリギリなんだもの。」

バカにしたような笑いをみせるアリスに幸平はへらっとして返す。

幸平
「なー!ホント焦ったわー!すげぇ失敗したよ。マジでー。でも・・・失敗したっていう"経験"は得た。」

その態度にアリスは思わず真顔になり、立ち上がった。

アリス
「むぅ・・・食えない男ね。兎に角!貴方たちには負けませんからね!直接打ち負かせる時が楽しみだわ。」

幸平
「おもしれー・・・そん時はお相手するぜっ。」

アリス
「ええ・・・近々、お会いしましょう・・・・」

そうしてアリスは黒木場をつれ、幸平のもとから去った。


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