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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第4章 恵の庭



あいかわらず氷点下の部屋に戻った僕は部屋にある冷凍庫から凍らせておいたミニトマトを取り口に含む。

雪乃「つ、かれたぁ。」

以上の温度はこの頃どんどん上昇しており、僕は外に長い時間出れなくなっている。

そんな中の畑仕事だ。

さすがに辛かった・・・。

いつ倒れてもおかしくなかったが、やばいと思うと、ちょうどいいタイミングで伊武崎君が氷をくれたから助かった。

彼には今度お礼をしないと・・・

小一時間ほどゴロゴロしたあと、僕は部屋に設置してある固定電話である人に電話をかけた。

一か月ぶりに声を聞くとなると、なぜか緊張してきた。

pruuu

?「はい、四宮です。」

雪乃「あ!小次郎お兄ちゃん!!」

四宮「雪乃か!?」

雪乃「うん!久しぶり?」

四宮「あぁ、久しぶりかどうかは微妙だがな。どうした?」

雪乃「え、あ、いや、特に用はなくて。声聞きたかっただけなんだ。」

僕の言葉に返事がない

雪乃「・・・もしかして忙しかった?」

四宮「いや、いや全然((」

可愛くて悶えてたなんて言えない人

雪乃「そういえば僕、ちゃんと遠月の学生になれたんだ。」

四宮「おぉ、やはり俺が仕上げただけある。調子はどうだ?」

雪乃「絶好調だよ。」

僕が笑い交じりにそういうと電話の向こう側でお兄ちゃんが小さく笑ったような気がした。
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