• テキストサイズ

それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第20章 メタモルフォーゼ



そしてエリナは横でなにやらつぶやく幸平に目をやる。

エリナ
(こっちも・・・まさかここから追い上げる気なの!?)

幸平は頭で整理をつけると一度雪乃へと目をやった。

幸平
(お前に付けられた火がお前に消されそうなんだが・・・。)

そう思った瞬間・・・

『えー、大変申し訳ありませんが、柊雪乃の茶碗蒸しは材料が尽きたため、これで終了させていただきます。並んでいただいている方にはお詫び申し上げます・・・』

タクミ
「えぇ!?はやっ!?」

田所
「あんなにたくさんあった材料が!?」

堂島
「いやはや驚いた・・・。ご苦労だったな。ここからは好きに移動していい。」

雪乃
「え、あ、はい。ありがとうございます。」

そしてにこりと笑った雪乃はアリスの元へと向かった。

幸平
「えー・・・。ったく、やってくれるな。あいつも・・・。っし、負けてらんねぇ。やるか!!」

雪乃がいなくなったと同時に幸平の料理は再開したのだった。


/ 254ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp