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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第20章 メタモルフォーゼ



【A会場】

幸平
(よし、次も焼きあがった。品出しを・・・)

ここで幸平はあることに気が付く。

幸平
(さっき出した文が全然ハケてない!?スフレがしぼんで・・・!そうか!このビュッフェって形式は出した料理をすぐ食べてもらえる訳じゃないんだ!!適時適温でお客の待つテーブルに出す定食屋とは全く違う・・・!どのタイミングでどの料理を手に取るかは客次第・・・スフレの食感はあくまでできたてを食べてこそ!そうじゃなきゃこの料理の良さは伝わんねぇのに・・・おまけに薙切の品に客をガンガン取られて・・・)

そして幸平は一度手を止め、隣を見る。


エリナ
「理解したようね・・・ビュッフェにおいて”見栄え"と"美味しさの持続性"は何よりも重要になる。つまり君はこの課題においてもっとも作ってはいけない品を選んだの!ようやく君とお別れね。あと30分間、私の美しい料理を指をくわえて眺めておいでなさい。」

幸平はその言葉に苦しい顔をする。

その時・・・

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