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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第19章 想定の陥穽



扉が開き、中に入ってきたのは子供から老人まで・・・男女も年齢も関係ない多くの人々だった。

生徒1
「す・・・すげぇ人数・・・!」

生徒2
「誰だ!?この人達は・・・!」

堂島
「遠月リゾートが提携している食材の生産者の方々!そしてそのご家族だ!毎年この合宿で審査を務めてくださっており、"驚きのある卵料理"というテーマも事前にお伝えしている。審査は非常に正確でおいでだ!」

生徒
(か、貫禄ありすぎ!!めちゃくちゃこえー・・・。)

幸平
(このオッチャンたち・・・出来る!)

堂島
「そして我が遠月リゾートから・・・調理部門とサービス部門のスタッフたちも審査に加わる!」

田所
「すごい・・・!リゾートのサービス部門を率いる給士長、佐久間時彦さん!それに副料理長・・・堂島シェフの右腕、瀬名博巳さんまで!!」

堂島
「この課題の合格基準は2つ・・・生産者のプロと現場のプロ・・・彼らに認められる発想があるか否か。そしてもう一つはいまから2時間以内に200食達成すること!!」


生徒
「「「!?」」」

堂島
「以上を満たしたものを合格者とする!」

タクミ
(なるほど・・!老若男女様々な客層・・・まさにホテルの朝食を再現しているの訳か!これは極めて・・・現場の実践に近い課題だ!!)

堂島
「それでは皆様。朝食のひとときを存分にお楽しみください。審査開始!!」

そしてそれぞれ自分の品を台に並べた。

開始早々、人気を集める品はすぐに決まる。

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