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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第19章 想定の陥穽



4日目の朝・・・
学生たちはくじによって複数の会場へランダムに振り分けられた。

いよいよ、運命の審査が始まる・・・!

【A会場】

幸平
「うおぉ、広ぇー・・・。」

幸平は指定された会場につくと周りを見渡した。

幸平
「お!田所もこの会場か!タクミもいるじゃん。・・・なんか言ってるけど遠くてわからん。」
※タクミは「この課題では俺が勝つ!」と言っています。

幸平
(えーっと俺の割り当てられた台は・・・よし、ここだな!)

そして自分の調理台をみつけた幸平は・・・

幸平
「あ。」

ばったりエリナにでくわしたのだった。

エリナ
「ゆっ、幸平くん・・・!?」

幸平
「薙切!お隣じゃん!合宿入ってからよく合うなー。」

エリナ
(どれだけ神出鬼没なのこの男・・・心臓に悪い。)

幸平
「何気お前の料理見るの初めてだなー。」

エリナ
(ま、私の力を見せつける好都合ね。)
「えぇ…存分に味わうといいわ。私と君の料理の差を!」

幸平
「?食べ比べするってこと?別にいーけど課題の後でな!」

エリナ
「ち、違う!そういう意味じゃ!」
(皮肉が通じない!)

幸平
(あれ、あそこの台・・・まだ人が来ていないのか・・・?)

幸平はほぼ真正面の台があいている事を疑問に思った。

が、考える間もなく堂島がやってきて、マイクで指示を出した。

堂島
「各自料理を出す準備はできたな?これより合格条件の説明に入る。まずは・・・審査員の紹介だ!!」


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