第18章 夜明け前の卵たち
一方別の厨房では・・・
生徒1
(よし・・・うまくいったぞ。この品ならきっと・・・!)
そう思ってもやはり不安に押しつぶされる。
生徒1
(いや・・・念のため別の味付けも試すか・・・)
伊武崎
「思った以上にエグイ課題だな・・・」
榊
「そうね・・・この朝食メニューづくり、ここまで精神的にくる課題だったなんて・・・!」
(レシピを決めてベッドに入ったとしても「本当にあの料理でいけるのか!?」「合格ラインに届いていないのでは!?」そんな不安に一晩中苛まれることになる・・・。よほど自分の料理に自信がないと早々と寝る気にはなれないわね・・・)
皆がそう思うであろう。が、中にはすでに試作を切り上げようとする者もいる。