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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第17章 誰も寝てはならぬ



そして時は過ぎ・・・

遠月合宿は3日目、時刻は夜9時になっていた。

吉野
「ふふふ・・・さすがに疲れたわね・・・。」

丸井
「同感だ・・・。」

極星メンバーは入浴を終えて丸井の部屋に向かっていた。
雪乃とは今日の朝合流したが、無事であることだけ確認すると、あとは皆何も聞かなかった。


幸平
「そーいやさぁ、課題んときにいたスーツ姿の集団・・・あれ何なんだろーな?昨日までは全然見なかったのにさ。」

田所
「え?そんな人いたの・・・?」

雪乃
「あぁ、僕も見たよ。なんか場の空気とあっていなくて目立っていたな。」

吉野
「知らないよそんなのー。課題こなすので頭いっぱいだもん!でも残りはあと二日・・・ぎりぎり何とかなるかもね。」

もうはしゃぐ元気もない吉野の横で榊はしおりを見ていた。


「そうね、この調子で・・・あら?」

伊武崎
「どうした榊?」


「しおりの日程のページなんだけど、三日目の・・・今夜の就寝時刻が書かれてないのよ。」

雪乃
「あれ?本当だ。」

伊武崎
「印刷ミスか?」

そんなことを話していると・・・

ピンポンパンポン

放送が流れた
『全生徒へ連絡だ。本日もご苦労だった。今から1時間後、22時に制服に着替えて宴会会場へ集合してくれ。』

そして何が起こるのか予想もせず、その放送に従った。

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