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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第16章 ひと皿の記憶and敗北の苦み



出会いは最悪

俺は空港をうろついているときに、いかにもホームレスな雰囲気の雪乃を見つけ、ストレス発散にでもと思い声をかけたのだ。((

四宮
「なんだオマエ、迷子か?」

わざとらしい優しい声をだす。

それに対してのこいつの反応に俺は驚いた。

雪乃
「僕、おなかが減ったんだ・・・。」


何に驚いたかって?

それはあれだ・・・・えっと・・・
正直にいこう。

可愛いかった!!!((

そしてすぐに我に返った俺はあまりにも"こういうこと"に慣れたようなこいつの返事に不信感を抱いた。

四宮
「・・・オマエ、親いねぇだろ?人生の迷子か?」

つい本音が出た。
一度悪態をついてしまったら後戻りは聞かず、俺の性格の悪さは収まらなかった。

そしてついには誘拐・・・((

これについては、後悔はしていない。
捕まらなかったし、いいと思っている。
(※よくないです。犯罪です。)

それでも尚泣かないこいつはやはりどこか闇を抱えているようだった。

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