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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第15章 その面影



アリス
「なんかお開きの雰囲気ね・・・。」


「もうこんな時間だし。」

吉野
「じゃあ!雪乃も取り戻したし!撤退ー!!」

そうしてそれぞれ自分の部屋に戻り・・・はしなかった。

吉野は勢いよく扉を開けて言う。

吉野
「ただいまー!雪乃奪還したよー!」

丸井
「いや、ここに帰ってこなくていいから!!」

やはりまた丸井の部屋に集まる極星メンバー

丸井
「ってあれ?奪還したんじゃないの?」

伊武崎
「寝たから部屋に置いてきた。」

丸井
「へぇ。」

伊武崎
「俺の。」

丸井
「え。」


ボソッと付け足した言葉を聞き取ったのは丸井だけだった。


「そういえば悠姫、薙切さんから何か紙もらってなかった?」

吉野
「そうそう!忘れてた!」


「なんて書いてあるの?」

吉野
「えっとねー。」

紙に書かれた文字を見た二人は動きと同時に呼吸まで止めてしまう。


伊武崎
「どうした?」

後ろから覗き込んだ伊武崎も固まってしまった。

そこには
"ちなみに、あなたたちのお探しの二人なら、今四宮シェフと食戟してるわよ!"

と書かれていた。


榊・吉野・伊武崎
(あいつら何やらかしてんの・・・・・!?)


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