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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第11章 至上のルセット



水原から合格通知をもらった雪乃は残り2時間何をしていようか考えていた。

するとそこに声がかかる。


「始めまして、柊雪乃さん?」

振り向くとそこには髪も肌も真っ白な人が立っていた。

雪乃
「・・・初めまして・・・どちら様ですか?」

その発言にざわめく生徒たち

真っ白な人の後ろには真っ黒な髪の隈のすごいだらしない男子生徒が立っていた。


「まぁ!私を知らないのね!?」

雪乃
「あぁ。芸能人か何かですか?」

辺りに沈黙が流れる


「・・・ふっ・・・。」

鼻で笑ったのは後ろにいる男子生徒だった。

雪乃
(彼は側近なのだろうか?)

するとその真っ白な女子生徒は軽く咳払いをしてから、雪乃の目を真っすぐ見て言う。


「私は薙切アリス。こちらは黒木場リョウ。貴方とは仲良くしたかったのよ。よろしく"氷の女王様"?」

そう自己紹介し、握手をもとめるアリス

雪乃はそれを見て、とりあえず握手をした。

雪乃
「仲良くできるかは謎だが、とりあえずはよろしく。」

お互い貼り付けたような作り笑顔を交わす。

雪乃
「それにしても、その変なあだ名はどこで着いたのかな?」

アリスはそれににやりと含んだ笑い方をする。

アリス
「私がつい先ほど考えたわ。これから貴方の異名になるの。覚えておいてね?」

雪乃
「ほう。それはどうも。」
("氷の女王"だなんて、なんともありきたりな。)

アリス
「あ、今ありきたりって思ったわね!!」

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