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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第10章 過去の秘密



雪乃
「僕は、皆に秘密にしていることがある。」

掛けていたタオルケットを握りしめ、涙目になる雪乃

伊武崎
「・・・何?」

雪乃
「・・・・話が長くなる。」

伊武崎
「いいよ。」

雪乃
「ぼ、僕の惨めで汚いところを見てしまうぞ。」

伊武崎
「気にしない。」

雪乃
「・・・・・誰にも言ったことがないんだ。これは。」

伊武崎
「あの、四宮さんにも?」

伊武崎の問いに雪乃は気まずそうに頷いた。

伊武崎
「へぇ、それは嬉しい。」

雪乃
「なっ!嬉しいって!君・・・」

思わず突っ込む雪乃に真剣な表情で言う。

伊武崎
「雪乃の全部、俺に教えて。」

いつもは見えない瞳がこの時ははっきりと雪乃を捕らえているのがわかる。

そして雪乃は赤面しつつも、自分の過去について語りだした。

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