🍊レンジ物語番外編・とある夫婦の△関係┏(┏^o^)┓🍊
第2章 阿部さんの任されたクラスは…??
ツェリ先生に職員室へ連れてこられた私は、その場にいた職員にツェリ婦人同様自己紹介をした。
「ー短い間ですが、宜しくお願いします」
ペコリと頭を下げると周りから起きる拍手。
下げている頭を上げると1人の小太り男が近づいてきた。
「私は数学担当で落相と言う宜しくね。阿部くん!」
ニコニコ笑いながら私の顔を覗く落相先生。
済まない。私は普段なら見かけで判断しないのだが…
こう、貴方は受け付けないみたいだ。
なんて顔には出さず失礼な事を考えていると、
つぎつぎと男女問わず近づいてくる。
少し多いので割合するが、印象に残った先生を説明しておこう。
印象に残ったのは6人。
1人目は
少し身長の低い、顔も童顔な学生のような理科補佐の西村先生。
2人目は
先ほどの運命の君ーアレックスさんに負けず劣らずな筋肉をやたらと主張する鼻の下にカールした立派なヒゲを持った上半身裸な美術のアームストロング先生。
3人目は
機械を思わせる様に無表情な顔つき。否定、肯定、やたらと難しい言葉を使う銃を腰につけた社会兼地理のトレス先生。
4人目は
へらへら何を考えているのかわからない
だらしなく着崩した服の上に白衣を来たウサギを抱えた保険医ー你健一先生。
五人目は黒い長い髪の清楚なお嬢様の様な女性。
巫女の様な装いの国語の担当の白瑛先生。
6人目は髪を後ろに束ねたこれまた黒髪の和服を着たどこかツェリと同様の色気のある英語の担当のお濃先生。
なんともまぁ、個性豊かな先生方だと思った。
そして、
挨拶もそこそこ。
私は、你先生と共に今回担任をする事になった3年のクラスに連れていかれる事となった。