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【銀魂】鏡花水月

第36章 スナックすまいる


結局お妙ちゃんから逃げられるはずもなく、俺たちは店内で予約客の到着を待っている
だが、ただの手伝いでボーイとかならまだしもなぜ俺たちがこんな格好をさせられているのか納得がいかない
銀にぃにはツインテール、俺にはロングのストレートの付け毛をつけられ、女物の着物まで着せられる始末
ってか俺一応公務員なんですケドォォォォォォォ
こんなこと真選組のやつらに知られたら…
青ざめていく俺を他所に女の子たちのお客を出迎える声が聞こえた

「いらっしゃいませ、お待ちしておりましたよ」

どうやら予約客が来たようだ
仕方がない
ここまで来たら覚悟を決めよう
これも人助け
立派な仕事の一環だ
自分にそう言い聞かせ、俺も女の子たちに習って笑顔で客を出迎えた

『いらっしゃいま……せっ⁉︎』

なななな何でコイツらが⁉︎
近藤さん、トシ、総悟、とっつぁんに続いて入ってきたのは
将軍かよォォォォォォォォ⁉︎
予約客ってまさか将軍様かよっ⁉︎
ってか総悟は未成年だろっ⁉︎
誰だよ連れてきたの⁉︎

「おぅ総悟。今日はいっぱい飲んでハメはずしな〜」

そういって総悟の背中をバシバシ叩く
とっつぁんかよォォォォォォ⁉︎
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