第21章 やっぱり祭は派手じゃねーとな:祭のあと
あの祭の日から1日が経過し、俺は書類整理に追われていた
あの日
俺たちがカラクリ兵団を片付け、を探しに行こうとしたら、万事屋がを抱えて現れた
何があった⁉︎と聞いても、コイツを頼むとだけ言い残してとっとと消えちまうし、はで体に外傷はねぇが今もまだ眠ったままだ
「一体どうなってやがんだ」
俺はイラつきを抑えるため煙草に火をつける
灰皿にはもう入りきらないほどの吸殻が溜まっていた
煙を吐き、書類に取り掛かろうとした時
勢いよく襖が開け放たれた
「山崎ィ、テメェ斬り殺されてぇのか⁉︎あぁ⁉︎」
「ス、スミマセン副長‼︎でも、あの、さんが目を覚ましました‼︎」
「何⁉︎それを早く言え‼︎」
俺は山崎を押し退け、急いでの部屋に向かった