第19章 やっぱり祭は派手じゃねーとな:祭の当日
当日、俺は言われた通り入り口の警護にあたっていた
すると、総悟がたこ焼き片手にこちらへ歩いてくる
『何やってんだよ?総悟はお上の護衛じゃなかったっけ?』
「たこ焼きにちゃんと蛸が入ってるか取り締まってたんでさぁ。さんも行きやせんか?」
『ダメだよ‼︎持ち場を離れるなってトシが言ってただろ?』
「せっかくの祭なんでィ。さんと楽しみたいんでさぁ」
そう言って項垂れる
何だかんだ言ってまだまだ子供だなぁ
『ったく、仕方ないなぁ。ちょっとだけだよ?』
本当に俺は総悟に甘いな