第14章 非番の過ごし方:公園にて
公園へ行くと変なアイマスクをつけて、ベンチで居眠りする総悟を発見
『そーごっ』
「その声はさん?どうしたんですかィこんな所で」
総悟はアイマスクを外し、起き上がった
『非番で暇だから散歩ー。ってかトシ一人に見回り行かせてこんな所で寝てていーの?』
「見回りなんて土方さん一人にやらしとけばいいんでさぁ。さん、ちょっとこっち来てくだせィ」
自分の隣をポンポンと叩きそこに座らせると、俺の膝に頭を乗せた
それが何だか小さい頃と変わらなくって笑ってしまった
『ふふっ、総悟はいつまでも甘えん坊だねー』
総悟は子供扱いが気に入らないのか少しムスッとした
「でも今では俺の方がさんよりも大きいんですぜィ」