第11章 お花見:酒は飲んでものまれるな
ま、まさか……?
冷や汗をかきながらそーっと後ろを振り返った
「おい。これは一体どういう状況だ?」
多串くんと総一郎くんキターーーーー‼︎‼︎‼︎
多串くんに至っては瞳孔開きすぎてもう警察の人の顔じゃねーよ‼︎
「あ、あの、これはその…」
「旦那ァ。うちの隊ではさんに関する決まりがいくつかあって、そいつを破ったやつは切腹する決まりなんでさぁ」
「そのうちの一つに、に酒を飲ますべからずとある。ってな訳で覚悟しやがれぇぇぇぇーーーーー‼︎‼︎‼︎」
「俺隊士じゃねぇーし関係ねーじゃねぇかァァァァァ‼︎‼︎‼︎」
問答無用とばかりに二人が俺に斬りかかってきた
木刀は木にささったままだ
やべぇ‼︎と思った瞬間
カキン
と金属同士の合わさる音がした
が二本の刀で二人の刀を受け止めていた