第11章 お花見:酒は飲んでものまれるな
は口に酒瓶を突っ込まれ、ゴクンと喉を鳴らした
するとの顔がみるみる赤くなっていく
体もゆらゆら揺れ始め、終いにはバタンと倒れてしまった
「「(さん)⁉︎」」
「ちょっと銀さん‼︎だから止めたじゃないですかァァァ⁉︎」
「うるっせぇなー‼︎止めんだったら死ぬ気で止めにこいやぁ‼︎」
「そんな無茶苦茶なァァァァ‼︎」
「死ぬアルか⁉︎」
「とにかくお水飲ませましょう‼︎」
お妙がに水を飲まそうと膝に頭をのせた
『……ん…』
「さん‼︎気がついた?今お水を飲まそうと……⁉︎」
お妙の言葉を遮り、チュッと軽いリップ音がなった
お妙は頬をおさえ真っ赤になっている
そして神楽と新八にも同じようにキスを落とし、二人は放心状態
次の獲物を狙うべくがこちらを見る
「お、おいおいちょっと待てって…」
が俺の方にやって来て、顔を近付けた