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科学班の恋【D.Gray-man】

第3章 私の休日。



「はぁ…」

「そんなムキになって否定しなくてもいいだろ?オレ悲しいさー」



黒の教団の出入口から外へと出て、やっと深々溜息をつく。
そんな私の隣でいけしゃあしゃあと言ってくるラビを、思わず睨み付けたくなった。

私にはムキになってでも、否定したい理由があるの。

リーバー班長のことだから、本当にデートだとは思わないだろうけど……私がラビを好きだとか…そうは思ってほしくない。

だって、私が好きな人は───



リーバー班長だから。









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