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科学班の恋【D.Gray-man】

第86章 あとがき






















ドリノベでは処女作となる【科学班の恋】これにて完結です。
長くゆっくりと綴ってきた物語に、最後までお付き合い下さり、ありがとう御座いました。

【place】【いろは鬼】の長編2作品と比べれば色々と劣りますが、自分がドリノベに来るきっかけとなったものなので【科学班】無くして他作品や今の自分はない。それだけ大切な、かけがえのない作品です。

きっかけは3話ほど密かに書いていた【科学班】の冒頭を知人に見せたところ「続きが読みたい」と言われたこと。
非公開で書き続けられる自信がなかったので、何処か公開できる場所を探した末に辿り着いたのが、ここドリノベでした。

当初はまさかこんなに長く続くとは思ってもいませんでしたが…凡そ5年と1ヶ月少し。こんなに年月をかけても完結させられたのは、画面越しの皆様のおかげです。

長い執筆の間に、色んな思いもありました。
初めて広い世界に埋もれて知った、Dグレの需要の低さ(笑)に心底驚き。リアルに家族が災害に巻き込まれて大変な時期に、本部襲撃編で死を綴ることに葛藤を覚えて躓き。また憑依型作者なので、例え文字の世界であっても【科学班】で失う沢山の命には何度も手が止まり、画面が涙でぼやけました。
それでも原作のまま走り続けたのは、Dグレという作品内で辛い立場にあるリーバー班長やラビ達を、せめて同じ世界線の【科学班】の中では幸せにしたかったから。
それに尽きます。

故にまだまだ幸福度が足りない!(笑)
今後の双方の行方を、いつか短編にでも起こしていきたいなぁと思っていますが、ひとまずそれは、別の話。

処女作故に拙さ随一の作品ですが、とある創作者仲間に、躓いている時に貰った「今ある思いでしか、生み出せないものがある」。
その言葉通り、作品と共に少しずつ成長していった自分の過程でこそ書き上げられた作品だと思っています。
後にも先にももう同じものは書けない、自分にとって無二のものです。

そんな長い【科学班】の道のりを共に歩んで、楽しんで、苦しんで、成長して、愛して頂き、本当にありがとう御座いました。


【科学班の恋】はここで完結となりますが、皆様が今後も〝D.Gray-man〟という世界を楽しんで下さることを、願って。




20.10.03 栗駒









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