• テキストサイズ

名探偵は甘いのがお好き

第14章 猫


今日は1日曇っていて時々雨が降ったりしていた

そんな中松田さんがびしょ濡れで帰ってきた

松「ただいま戻りました〜」

「あれ?松田さん、傘持ってるじゃないですか」

松田さんの手にはビニール傘と濡れたジャケット
でも何故かワイシャツまでびしょ濡れで
ものすごい違和感だ

雨の中傘もささず、濡れているジャケットを大事そうに腕に抱えて帰ってきた、という事だ

松「いやーそれが、手が離せなくてね」

そう言った松田さんのジャケットを覗き込んでやっと事態を把握した私は思わずため息を漏らした

「子猫…可愛い」

汚れてはいるが白い小さな猫が抱えられていた
あまりの可愛さに再度ため息が出てしまう

本当なら可愛い!!と叫びたい所だが
寝ているようなので我慢
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp