第13章 何の日
「さて!今日は何の日でしょう!」
でてん!という効果音をセルフでつけて竜崎に問題を出してみた
L「?…今日は問題になる程の日でしたか?」
うん、期待はしてなかった!
「正解はー、今日は近くの花火大会でした!」
L「……はぁ」
反応があまりにも薄い!
「それだけ?」
L「…まさか、ちあきは花火大会に行きたいんですか?」
信じられないと言うような顔でこちらを見る竜崎
L「暑い中、人混みに行って疲れたいんですか?」
「う、、でも!でも、屋台とか、浴衣とか、何より花火は滅多に見れないよ?」
L「そうですか…」
そう言って竜崎は視線を画面に移す
あぁ、ダメだ、全く響かなかった
と思った
L「では今夜、浴衣を着て私の部屋の前で待ち合わせで」
…あれ?