第10章 好奇心は…?
「誰かいるの…?」
やばいやばいやばいやばい!!!
ひょこっ
「あれ?松田さん、どうしました?」
目の前に現れたのは…
しっかり服を着たちあきちゃん
あれ?
L「松田?」
不思議そうに部屋から顔を出す竜崎にも一つも乱れがない
L「それよりちあき、寝かせなきゃ、ダメですか?」
「もちろん、寝かせてください」
L「寝かせたくありません」
松「なっ!何て話をしてるんですか!////」
「スコーン作ってるんですよー!竜崎が食べたいって言うからチョコ入りで」
松「ス、スコーン????」
部屋を見ると確かにボウルの中には生地らしきものがある
「竜崎ったら板チョコまるまる入れるんですよ!しかも5枚も!これじゃ、成型するの大変だし、絶対溶けちゃいますよ」
困り顔のちあきちゃん、でも僕は自分の頭を整理するのに時間がかかってしまって、ボーッとしている