第8章 キャンパス迷子
竜崎が夜神月の捜査で東応大学に入学した
もちろん私も受験したいと申し入れたが
竜崎に頑なに却下されてしまったのだ
まぁ、私は竜崎のように頭が良いわけではないから勉強して入れるか入れないか微妙なところかもしれないけれど
「大学かぁーどんなところなんだろう」
竜崎同様、学校というところに行ったことがない私は捜査よりぶっちゃけ大学生に興味があった
だから竜崎はダメと言ったのかもしれない
L「ちあき、明日から私にマフィンとクッキーを焼いてもらえますか、スコーンでも良いです」
大学に思いを馳せていると竜崎がやってきた
「え?なんで?お菓子は山ほどあるでしょ…?」
L「弁当です」
「買ったらダメなの?」
L「購買は混みます、それに学生と言えば弁当」
なるほど、確かに私にも学生といえばお弁当という図式はある
つまり竜崎はお弁当に興味があるんだ
世界中を探しても竜崎の様な内容のお弁当はないと思うけどね…