第35章 公園で見つける幸せ
松「うん、凄く似合ってる」
「…ありがとうございます///」
松田さんがくれたのはシンプルなハートにクラウンが乗ったチャームのネックレスだった
松田さんに言われてつけてみたが、なんだか恥ずかしい
「あの、お礼を…」
松「これはお詫びでもあるんだし、気にしないで」
「いや、そういうわけには!」
私が食い下がると松田さんはうーんと考え
松「じゃあさ……敬語じゃなくして欲しいんですけど?」
「!!!……は、はぃ、あっ、うん」
多分本人は無意識だけど、上目遣いは反則だ!
そしてふと、松田さんのわきを見るとコンビニの袋からおにぎりが2つ見えた
(そうだ…)
「松田さん、お礼になるかわからないけど、お弁当、私が作るってのはどう…かな?」
松「え!!本当!?やった!」
そして私は松田さんのお弁当を毎日作る約束をした
お仕事については話せない上に、仕事のせいで来れない日もあるって言ってたけど
もう寂しくはない
一か月ぶりに見る綺麗な青空は今まで見たどの青よりも綺麗だった
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