第35章 公園で見つける幸せ
「あ、ありがとう…ございま、す…あれっ」
嬉しくて嬉しくて中々言葉が出ないと思ったら
泣いていた
嬉し泣きなんて初めてしたかもしれない
松「え!だ、大丈夫ですか!?これ、使ってください」
そう言ってコンビニでもらったおしぼりを渡してくる松田さん
「…あははは、これもう濡れてるじゃないですか」
松「そう、ですよね」
「松田さん、ありがとうございます」
松「いや、おしぼりは使えないですよね」
「そうじゃなくて」
先に言われてしまったけど、今度はちゃんと私の番
「私も、松田さんの事、好きです」
松「!!!じゃ、、じゃあ!」
「よろしくお願いします」
私がそう言うと松田さんはガッツポーズをしながら最高の笑顔を私に向けてくれた