第35章 公園で見つける幸せ
次の日やっぱり私はいつもの公園にいる
今のところ彼は通っていない
会釈だとしたら…向こうも私に気がついてたのかな
ジロジロ見てくる変な女って思われてたら嫌だなぁ
はっ!
もしかして、気持ち悪くなって道変えたとか…?
だとしたらとてつもなく申し訳ない
と、そんなことを考えながら甘い卵焼きを口に運ぶ
我ながら美味しくできたな、と満足していると不意に右側に気配を感じ何気なくそちらに向いた
「!!!」
驚きすぎて声も出ないとはこのことで
松「あの…こ、こんにちは」
そこには頭を掻きながら申し訳無さそうな笑顔を浮かべた
コンビニの彼がいた