第34章 ダイエット
松「ちあきちゃん!チョコ食べない?」
「ありがとうございます、でも今は大丈夫です!」
松田さんの肩がしゅんっと下がる、がっかりしてるけどごめんなさいっ!
L「ちあき、これどうぞ」
次は竜崎が私の机にチョコとマシュマロを置いてくれた
竜崎が最近気に入って食べているやつだ
たまに気に入ったお菓子を勧めてくれる
「あ、、うん、ありがとう」
竜崎のを断ると理由を聞かれそうな予感がするので一応貰っておく
ダイエットなの!なんて正直に言ったら笑われてしまいそうだし
やっぱり竜崎には太った、なんて知られたくない
そのまま慌ただしく時間が過ぎて一息つくとまた竜崎が机にやってきた
L「………」
でも竜崎は何も言わない
L「………」
「………」
L「………」
「あの、なんでしょう?」
先にしびれを切らしたのは勿論私だ
L「食べないんですか?」
いつもどおり指を咥えた状態で先ほど私にくれたお菓子を眺める竜崎
「あ、私は今は食べないから、竜崎食べるなら食べて大丈夫だよ?」
自然な流れで竜崎にお菓子をリターンするチャンスがやって来た!