第31章 髪
「あ、お疲れ様です〜」
松「お疲れー!おー!ちあきちゃんお弁当?」
「はい、松田さんは…またコンビニ?」
松「そう!独り者はそんなもんだって……おかず一口頂戴?」
「いいですよ(笑)」
松田さんと笑いながら昼食を取る
「そういえば…髪、伸ばすのもいいかなと思うんですけど、どう思います?」
松「ん?僕はその人に似合えばどんな髪型でもいいと思うから…うーん」
そう言って松田さんは私をじっと見る
「ちあきちゃんはロングも似合うよ!きっと!」
松田さんはたまにこう言う恥ずかしい事をサラッと言う
でも本人は下心とか無くて…
そう、例えるなら子供が何でも思った事を言ってしまうような感じだ
「ありがとうございます」
その分松田さんは信じられる
私は髪を伸ばしてみる事にした