第30章 誰が好きなの?
「恋人じゃないよ?」
私がそう答えると海砂ちゃんは物凄く驚いたようで
口が開いてしまっている
NOというのは想定外だったようだ
海「うそ!だって、、え?竜崎さんちあきちゃんの事絶対好きでしょ??」
「んん?そう見えた?」
私には普通の竜崎に見える
海「だって、呼び捨てだし、敬語は変わらないけど親しげっていうか」
「まぁ、もともと家族みたいなものだからじゃないかな??」
そういうと海砂ちゃんは少しだけ納得したのか
そうなのかなぁ…と呟きながら可愛く悩んで黙ってしまった
「そういう海砂ちゃんは月くんの彼女だよね?」
海「もっちろん!キスだってしたんだから!」
「青山で一目惚れだっけ?」
海「うん!見た瞬間運命を感じたよ〜」
(確か、月くんの名前を何故か知ってたとか曖昧な事を言ってたんだよなぁ)