第29章 それは口実
最近私にははまっているものがある
それは、棒付きキャンディー!
別に棒付きでなくても好きなのだけど
棒付きは意外と便利だ
夜神さん達と話す時に飴を舐めてたら失礼だけど
棒付きなら口から一旦退却させることができる
今日も飴を舐めながらパソコンに向かう
ふと気配を感じ振り向くと松田さんがいた
「ん?松田さん?どうしました?」
松田さんを見ると私を凝視している
「??」
松「ちあきちゃん、それ、何味?」
「コーラですけど」
松「プリン、ある?」
ははーん、私の飴がご所望とな、でも
「残念ながらプリンは買った時無かったので、ないですよー」
松「えー!本当??ちょっと前からちあきちゃんが舐めてるの見て僕も食べたくて探してるのにどこにもプリンないんだよー!」
がっくりと肩を落とす松田さん
(見かけたら買っておいてあげよう)