第27章 合コン!
しばらく話していると各々話したい相手が出来たようで
席替えをする事になった
(タイミング的には、、今かな?)
そう思い松田さんを見ると視線に気づき頷いてくれた
「あの、私…このへ…」
男「ちあきちゃん!隣いい?」
「へ…?」
さりげなく腰を上げようとしたら最初に出迎えてくれた人、確か名前は芝崎さん?、、が私の肩に手を置き隣に座ってきた
松田さんは…ダメだ、話し込んでしまっている
どうするべきか悩んでいると後ろから肩を叩かれる
何かと思い振り返った私は絶句した
L「あ、やっぱり、ちあきさんじゃないですか、奇遇ですね」
奇遇ですね、、、そんなわけがない
その証拠に普段呼び捨ての私を【さん】付で呼んでいる
私が何も言えずにいると
芝「ちあきちゃんの知り合い?」
「あ、えと…」
動揺してしまって声が出ない、何か言わなければ、と思っていたら驚くほど大きい音が耳に届いた
ガシャン!!
「りゅ、りゅ、りゅ、竜崎!?!?!?」
見ると松田さんも竜崎に気がつき
驚きすぎて盛大に机に足をぶつけていた
松田さん、、世界の終わりみたいな顔してる
それもそのはずで、竜崎からは日頃一緒に行動する人だからこそわかるどす黒い怒りのオーラが出ている