第27章 合コン!
〜給湯室〜
松「いやー悪いねーちあきちゃん呼び出し上手いなぁ、刑事になれるよ!」
「別に大丈夫ですよ、どうしたんですか?」
用件を聞くと松田さんはコーヒーを用意しながら押し黙る
「松田さん?」
松「あー、それがさ…今度、合コンがあって」
「はぁ…合コン…」
合コンっていうのは、男性陣、女性陣の数人でする飲み会のはずだ
松「ちょっと変わってて、参加者が1人ずつ異性を連れて行かなきゃ行けないんだ」
「え、それってまさか…」
松「そのまさか!お願いちあきちゃん!付いてきて?」
頼む!と目の前で必死に拝む松田さん
「いや、私飲み会とか、した事ないですし…」
松「お願い!今の状況で連れて行ける女の子ってちあきちゃんだけだし…ちあきちゃんなら連れて行くのにも鼻が高いし、ね?お願いします!」
キラ捜査において確かに女性との接点はない
連れて行けるのが私だけだというのもわかる、、けど
「キラ捜査してる間に彼女作るのは現実的にどうでしょうか…」
会う事もほとんどできないだろうに
「大丈夫!そんなつもりなくて、大学時代の友達との飲み会で、、それにプラス女の子呼ぶって話になったんだ、でも連れて行かないと参加できないし…」
シュンとする松田さんを見て
私は思わず了承してしまった