第26章 強敵?
「メールアドレスは…ちょっと…」
男「そっかーだよなー…じゃあ、次また見かけたら話しかけていい?」
「それは、問題ないですけど…」
男「じゃあ決まりね!」
そう言い残してお兄さんはゲームセンターを出て行ってしまった…
(何だったんだ、今のは…)
結局お礼もできぬまま残ったのは私の腕の中にある、ねこぱんだのぬいぐるみ
うん、可愛い
私は焼肉弁当を買ってビルに戻った
松「あれ??ちあきちゃん!なにそれ!」
帰ると即、松田さんがぬいぐるみに食いついてきた
「あ、これ、新しいゲームセンターがあったから」
松「あ!あの工事してた所でしょ?僕も見たよ、ちあきちゃん得意なの?」
松田さんは私が抱えている物がクレーンの景品だとすぐわかったようだ
「いや、初めてで、実は…」
私は事の顛末を話すと松田さんはびっくりしたような顔をして
「それって…あきらかに…」
と言ったきり、先が続かない