• テキストサイズ

名探偵は甘いのがお好き

第24章 有名人


「竜崎、なぁに?」

(やっぱり何か言いたい事があったんだ)

L「私は、オーラはないかも知れませんが、結構有名人です」

「…?そう、だね?確かに竜崎は有名人かも」

L「自分で言うのもなんですが、お金にも苦労しません」

「うん…?」

L「見た目については劣りますが、悪くはない……と思います、好みもありますし」

いきなり何を言い出したのかわからず呆気にとられる

「あ、もしかして…流河旱樹の事、気にしてる?」

竜崎は黙って掴んでいた手を放した

「あはは」

竜崎が可愛く見えて思わず笑ってしまう

「私は竜崎の方が何倍もかっこいいと思うよ」

そう言って竜崎の頭を撫でると

ならいいです、なんて満足そうにパソコンに戻る竜崎

竜崎が人前に顔を出さない人でよかった
そうじゃなかったら、こんなにかっこ可愛い竜崎には流河旱樹以上のファンがつくに違いない


_end_
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp