第4章 葉の露
「…しゅ、うや」
!
「起きたのか?!蓮華!」
俺の名を呼ぶ声がして、振り返ると蓮華が目を開けていた。
突然意識をなくした蓮華を宿に運んでからもう2日たっていた。
「大丈夫か?起きれるか?」
取り敢えず水を与えなければ、そう思い、手を貸すとゆっくりとだが蓮華は起き上がった。
「水、飲めるか?」
ぼーっとしている彼女に少し不安になる。
まさか、なんかの病になったとか…?
「おい!蓮華!」
少し強めに揺さぶると目の焦点があってくる。そしてその目が、ようやく俺を捉えた。
「しゅうや?」
「…お前、大丈夫か?」
「私…何して…」
そう言うと蓮華はキョロキョロとあたりを見回した。
「お前、倒れたんだよ。あの時」
「…あの時?」
「夜に、女の子と新選組を見かけた時だよ。ほら、水」
茶碗を口に持っていき飲ませてやる。