第1章 太郎さんの初恋と苦悩
あの日から何日か過ぎた時太郎さんが私の部屋を訪ねた
部屋に入ってくる太郎さんの顔を見てすぐに分かった
(全てを知ったんですね)
そこで予定を大きく変更することにした
本来ならもう少ししてから話そうと思っていたことを今日、この場で言うことにした
そう思って話すと自分の赤裸々な思いを全て話せた
そして最後に「好きです」といった瞬間に抱きしめられた
初めてこの時太郎さんも自分のことが好きだったと知りとても嬉しかった
ずっと大きな体に包まれていると、急に体の奥底が熱を帯びた
その熱が全身を巡った瞬間にある思いが強くなった
『太郎さんと一つになりたい』
そう思ってからはあっという間だった
激しく抱かれて、繋がって一つになり、同時に達した