第1章 太郎さんの初恋と苦悩
「じゃ、じゃあ 主を抱くってこと!!」
「そう言うことになりますね、だって助けるにはこれしか方法が無いのですから」
口に出して言うと少し恥ずかしかったが、実際問題これしか案は思い浮かばなかった
「じゃあ、主を抱くのは兄貴ね」
「じ、次郎 どうしてそうなる」
弟刀の爆弾発言に思わず耳を疑った
「もしかして私が知らないとでも思ったの 兄貴はいつも自慰してる時は主の名前呼んでるじゃないのさ」
頬が真っ赤になっているのが自分でも分かった、まさか聞かれていたとは
「それに主だっていつも私に太郎さんは、太郎さんは、って聞いてくるし、その、、自慰するときも、兄貴を呼んでた、それに兄貴を見ると照れてたわ」
まさか、主が私のことをそのように思われるわけがない
「まぁ早い話が相思相愛ってことよ」
次郎の言葉に私の脳内はほぼショートしていた