第1章 太郎さんの初恋と苦悩
「な、なんで、ある、主がこんな目にあわなくちゃいけないのよぉ あわなくちゃぁぁぁぁぁぁぁ」
泣き崩れる弟刀の背を私はずっと撫で続けた
すると一つの考えが頭をよぎり無意識に口に出た
「もしかしたら主は死ななくて済むかもしれない」
その言葉に反応し、次郎太刀は顔を上げた
「兄貴!どういうことなの、どうしたらいいのよ!!」
次郎太刀が問いただす中、発言すべきか悩んだが言うことにした
「要するに内側の障気を全て無くせばいい、だから刀剣男子と主で、、夜伽をすれば内側に刀剣男子の澄んだ神気が入り、障気は消えるはずだ」
ポカン、と次郎太刀はしていたが話の意味が分かると顔が真っ赤になった