• テキストサイズ

【H×H】オレね、キルアの事、好きだよ。【キルゴン】

第1章 キルア×悪戯




「キールアッ!」



すっかり聞き慣れた、少し高めの幼い声。



「遊ぼーよー!」



そう言って、オレが寝ている(寝てるフリだけど)ベッドの空いている所に、ぼふんと座る。



ったく…、朝から元気だなコイツは。



少しすると、「キルア、起きないや」とか何やら言いながら、オレの隣に寝っ転がった。



「キルアの髪…キレイだな……」



さらさらと、髪を撫でられる。



「…キス…しても、いいかな……」



ドクンと、心臓が大きく音を立てた。



どうする!?

このまま寝たフリをする!?

それとも起きる!?


そんな事を考えているうちに、ゴンの顔はどんどん近づいてくる。



そして―――、




唇が、重なった。





「…ん…っ」



ゴンから漏れる吐息に、少なからず興奮を覚える。



…あ。


そうだ…イイ事思いついた!



そーっと、ゴンの背中に手を伸ばし、ぎゅっと抱きしめる。


「んんっ!?キ、キルッんむ…っ」



驚いたのか、少し唇が開いた。その瞬間、隙間に舌を滑り込ませる。



くちゅ…くちゃ…



舌を絡めたり、歯列をなぞったり。



「ふぁ…ひりゅぁ…っ」



甘い深い、キス。
/ 4ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp