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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第20章 赤い夫との再開。そして入社



『あっ!面接!!』

私はさっきまでの緊張を忘れて会場まで走った。







しばらく待機した後、次が私の番になった。私は練習した通りに頭の中でシュミレーションをする。私の前の人が出てきた。

私はシュミレーション通りに中へ入った。

『失礼します』

そして目の前を見て、目を見開く。

偶然なのか必然なのか分からなかった。そこには赤い髪をした、さっきトイレ前で会った、征十郎がいた。

『…………』

私はその場で呆然と立ちすくす。

「東……美桜さん?」

『あっはい!!』

私は何とか座るところまで事を運べた。

「国際部希望ということですね……。高校の時も英語得意だったからな」

あ、口調戻ってる。

私は内心戸惑いながらも安心した。

『あの、質問いいですか?』

「何だ?」

『なぜ貴方がここにいるのですか?』

「ああ、それか。俺が次期社長だからだよ」

『え?でも今って……』

「今の社長は父さんだ。だが来年度からはアメリカの方へ行くから俺が社長になる」

『そういう事だったんですか…………』

「東」

不意に名前を呼ばれて驚いた。

『!! はい』

「もう次の人呼ぶから終わりだ」

『はっ!?』

私は驚きの連発で椅子から落ちそうになった。
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