• テキストサイズ

赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第19章 赤い夫との出会い



騒ぎを聞きつけたのか、周りに人が集まってきた。

「人が多くなってきたな……。東美桜。今日の放課後屋上で待ってるわ」

それだけ言うと5人は踵をかえし、帰って行った。

『めんどくさ……』

私はボソッと呟いた。そして教室へと戻った。

「美桜!!」

佳奈が私に飛びついてくる。

「大丈夫!?怪我してへん?」

遥が心配そうに私の頬に手を当てる。

『大丈夫やで。心配ありがと』

「怪我してへんって事は話だけやったん?」

ひなたが少し首を傾げて言った。

『ひなた正解。その話がな、むっちゃ厄介で………』

とりまき達との会話を大まかに話した。

「めんどくさ」

佳奈が言う。

『やろ?ほんま嫌やわ』

「とか言うてちゃんとその場所に行くんやろ?」

『行かへんかったら余計に怒らすやろ』

「それもそうやな。あと1人で行くん?」

ひなたがまたもや首を傾げて言う。

『もちろん。1人やけど?』

私がそう言うとですよね……と返事がかえってきた。
/ 237ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp